室の八嶋とは?
むろのやしま



親鸞聖人が東国教化の折に、立ち寄ったとされる名所

「室の八嶋」平安時代の和歌の歌枕として有名

栃木県栃木市惣社町477


現在の室の八嶋と、当時のものとは全く違うらしいです。


最近の研究では、恵信尼様も聖人とともに越後へ赴き、そのまま坂東へ行かれたという説が有力になってます。
恵信尼様も親鸞聖人の都の貴族の出となりますと、和歌を親しんでいたことでしょう。

恵信「殿、室の八嶋というのをご存知でしょうか?」
聖人「ああ、けむり立つ、であろう」
恵信「下野の国と聞いております。どのような処か、興味があるのですが」
聖人「そなたもか、わしも同様に思おておった」
恵信「まあ、嬉しい!」
聖人「性信坊殿、ご存知ですか?案内をお願い申します」
性信坊「はい、かしこまりました」

なんて会話があったかも・・・

入り口の鳥居


鳥居をくぐり、橋を渡りながら各社に詣でます。





小嶋にはお社が祀られ、橋を渡りながらお参りします。



池というより、水路という感じでした。



外(南側)からの遠望

そんなに広くありません

山の中のように見えるかもしれませんが、関東平野の北の方、山間部ではなく、周囲は田んぼや麦畑が広がります。


ただの散歩でしたら、数分で終了してしまいます。


気持ちのよい所ではあります。




大神神社

おおみわじんじゃ

室の八嶋はこの神社の境内にあります。位置的には、撮影者の立っている背中側になります。
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